沖縄バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」第4号
沖縄バスケットボール専門誌「OUTNUMBER」の第4号が2019年5月25日に発行されました。
私の担当ページは、沖縄県高校総体の注目チームとして「小禄高校Trojan、糸満高校RAGING BILLOWS」を紹介させていただきました。ぜひご覧ください。
一冊300円で、年4回発行予定です。
【小禄高校Trojan】
【糸満高校RAGING BILLOWS】
【販売店一覧】
※画像をクリックすると拡大します。
OUTNUMBERは年4回発行で、今回が第4号。つまり立ち上げから一年が経過し、今号をもって一巡しました。
私としても、「執筆を引き受けた以上、1年間は責任を持ってやり遂げる」という意気込みでOUTNUMBERに関わってきました。この1年間、一度も〆切に遅れることなく担当ページを書き上げることができました。私自身も今号が一つの区切りとなります。
思い出すのは、第1号の準備段階のことです。どれくらいの部数が売れるのか、広告はつくのか、販売してくださるお店がどれくらいあるのか。。。すべてが未知数で不安もありましたが、書き手として一番困ったのは取材申請です。「OUTNUMBERです。取材をさせてください」と伝えても、相手は内心、「OUTNUMBER?なにそれ?」となるわけです。まだ媒体が存在していないわけですから、当然のことです。信用できる媒体なのか、どんな形で世に出るのか、取材対象者からはまったく分かりません。
それでも、快く取材に応じてくださった安里幸男さんや屋嘉謙呉さん、安谷屋健太さん、西田陽子さんには今でも深く感謝しています。第1号の発行後、OUTNUMBERが新聞などで紹介されて少しずつ知名度が上がっていき、第2号以降は宮城亘選手、嘉数啓希選手、知名祐里選手、寺尾杏選手、下地秀隆さん、末広朋也さん、石嶺良方さん、砂川卓嗣さん、狩俣中学校、西城中学校、小禄高校、糸満高校を紙面で紹介させていただきました。本当にありがとうございます。
収穫もあれば課題もあります。それはまずコンビニや書店、アマゾンなどで買えるようにすることです。欲しい人が手軽に買える環境を作ること。これにより発行部数が増えれば広告主の宣伝効果もアップし、書き手のモチベーションにもつながります。買いやすい環境が整い、発行部数が増えて困る人はいません。
もう一つは、「バスケ専門誌としての記事の厚みを増すこと」です。これもはじめから分かっていたことですが、バスケ記事を書ける人が圧倒的にいません。勝った負けたという結果を戦術レベルに落とし込んで、それを記事にできる人。プロの試合にしても、各選手を学生時代から見続けている人が書けば記事に厚みが出ますし、取材時の質問もより突っ込んだ内容になります。取材対象者も、「あ、この人、分かってるな」と思うと、心を開いてくれるものです。そういう記事を書ける人。
いないならば育てるしかないのですが、「誰が?いつ?」という課題があります。
☆ ☆ ☆
OUTNUMBERに関わってきたこの1年間、私が思ったのは、
「成功する人は、出来る方法を考える。
失敗する人は、出来ない理由を考える。」
ということです。
時間がない、スキルがない、機材がない、どうせできっこない、、、
出来ない理由を考えるのは簡単ですが、そこをどうプラスに転じて、成功に導くかを考える過程に人としての成長があると感じました。
先のことは分かりませんが、OUTNUMBERという将来性ある媒体を、今後も応援していきたいと思います。
長くなりましたが、つまり何が言いたいかと言うと、
第4号に沖縄県高校総体の注目チームとして「小禄高校Trojan、糸満高校RAGING BILLOWS」を紹介させていただきました。ぜひご覧くださいぃぃ!!!
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