【朗報】シーチケの電子化と、リセールサービスの開始
キングス誕生1シーズン目のコートサイドチケット
琉球ゴールデンキングスのコートサイド席は、チーム誕生1シーズン目からずっと紙でした。毎年デザインが変わるので、手元に届くのが楽しみでしたし、紙のチケットを握りしめて試合会場へ向かう行為にはワクワク感が伴います。
しかし、キングスは2020-21シーズンから全チケット(シーズンシート含む)が電子チケット「B.スマチケ」になります。と同時に、B.LEAGUEチケットにて公式リセールサービスが始まります。電子化の目的は「感染症拡大予防対策として入場時の接触機会削減することと、来場者情報把握のため」とのことですが、公式リセールサービスとセットになることで、それ以上の効果を生むと思います。
キングスから送られてきた「入場制限付き開催(50%)時の座席レイアウト」によると、1階席のチケット販売は、ブロードウェイ席(キングスベンチ横)、ハリウッド席(アウェイベンチ横)、プレーヤーズ席(ベンチ裏)、コートサイド席に限られるようです。入場制限付き開催が続く限り、1階席で試合を見られるのはほぼシーズンチケットホルダーのみになることでしょう。テレビや新聞を見て、「ちょっとキングスでも見に行ってみようかな」くらいの感覚でチケット入手を試みる方が、1階席のチケットを手に入れるのは不可能に近いと思います。
また、希少価値が高まるため、ネットオークションなどで高額でやりとりされることも危惧しています。
シーズンチケットホルダーとて必ずしも全試合を見に行けるわけではありませんから、そこでチケットの譲渡が生じるわけですが、紙のチケットだと郵送するか手渡しをする手間が生じます。
時間が無いからチケットを譲渡したいのに、譲渡するのに時間がかかる。
結果として、チケットを譲ることができず無駄にしてしまった(自分が購入した席を空席にしてしまった)ことは、1度や2度ではありません。今まで非常にもったいなく思っていました。
そこに来たチケット電子化と、公式リセールサービス開始の朗報。これで、郵送や手渡しを介さずに譲渡ができるようになりました。また、公式リセールサービスは購入金額を上回る金額を設定して出品することができないため、儲けることを目的とした転売はできません。
チケットが入手困難な今だからこそ、必要とする人に、適正な価格で渡るであろうこの仕組みを歓迎します。
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