バスケ界 統合へ始動

さばに

2010年04月20日 18:25



4月20日(火)の日本経済新聞スポーツ面に、「バスケ界 統合へ始動」と題してbjリーグとJBLの統合に関する記事が掲載されました。さばにフィルタを通して内容を要約すると、以下のようになります。

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企業チーム主体のJBLと、プロチームが集うbjリーグが統合し、2013年の新リーグ立ち上げを目指している。統合にあたっては新リーグの運営主体をどうするかが最大の難問だが、それぞれのリーグが共同歩調をとるためにはクリアすべき課題が多い。

日本バスケ協会はJBL所属の企業チームに対して地域化と分社化を打ち出し、チーム名に地域を入れることや試合の興行権の買い取りなどを求める。これに対して難色を示す企業が出るのは必至で、休・廃部の流れを加速させる可能性もあるが、日本バスケ協会は「やむなし」とする覚悟を強調する。

bjリーグのサラリーキャップは7300万円だが、JBLは日本人選手だけで2億を超える。新リーグの青写真は参加チームの経営規模を2億5千万~5億円と想定しているため、bjリーグ所属チームは経営基盤の強化が課題となる。

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ここから先は個人的な意見です。

2つのリーグに所属するチームが、新リーグへそのまま移行することがベストではありますが、現実的にそれは難しいのではないかと予想しています。

bjリーグがこれだけチーム数を増やした要因の一つはコンパクトなビジネスモデルにありますが、それが例えば5億円の経営規模に膨らむとなった時に経営者がどういう判断をするか。また、新リーグに参加を表明しても、審査の段階で落とされる可能性が無いとは言い切れません。

沖縄に誕生した琉球ゴールデンキングスが新リーグ発足後も存続し、常に優勝を狙えるチームでいられるよう、今後もできる限りのサポートをしていこうと思います。

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