【観戦記】琉球ゴールデンキングス×サンロッカーズ渋谷(9/30)
新加入の#12ハッサン・マーティンは、18得点10リバウンド3スティールの活躍でチームをけん引した
キングス 65(17-9.17-14.19-19.12-11)53 SR渋谷 [
BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) - #7伊藤駿(174cm)
#13津山尚大(180cm) - #22長谷川智也(185cm)
#11須田侑太郎(187cm) - #24広瀬健太(193cm)
#33アイラ・ブラウン(193cm) - #0満原優樹(198cm)
#12ハッサン・マーティン(203cm) - #55ジョシュ・ハレルソン(208cm)
※オンザコートは両チームとも1-2-1-2。
【観戦記】
SR渋谷は、3ポイントシュートの得意なビッグマン#55ハレルソンがトップの位置に立ち、キングスの強力なフロントコート陣を外へおびき出すことでインサイドにスペースを作っていました。
プレシーズンゲームで対戦した富山グラウジーズもそうでしたが、スリーを打てる4番5番の外国籍選手がいるチームは、キングスに対して同様のことをやってきます。
その#55ハレルソンがファウルトラブルに陥ったことが、SR渋谷のゲームプランを狂わせたかなと思います。キングスもまた#30ヒルトン・アームストロングがファウルトラブルでしたが、SR渋谷はブランデン・ドーソンが今節の沖縄遠征に帯同しておらず、外国籍選手を2人で回していた分だけダメージが大きかったです。
キングスは立ち上がりからディフェンスが良くて、スイッチアップやダブルチームをした後のローテーションも速かったです。
第3Qは#16渡辺竜之佑が4番ポジションとして出場し、それまでほぼ出ずっぱりだった#33ブラウンや#12マーティンを休ませる時間帯を作ることができたことも大きかったと思います。
プレシーズンゲームの頃のキングスは、たとえば#30アームストロングが審判の判定にキレていても誰も声を掛けに行かないことが気になっていたのですが、今日の試合では選手同士が頻繁に声を掛けあい、時にハドルを組んでいました。選手の過半数が移籍組の新生キングスですが、少しずつチームになってきているのかなと感じました。
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