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というわけで、2016年11月15日正午から行われた並里成選手(滋賀レイクスターズ)の入団会見の要点です。
【チーム挨拶】
並里選手は、11月18日・19日のアウェイ大阪戦から出場できるよう調整しているところ。また、11月23日のホームゲームでは「NARITO WELCOME SEAT」を用意。並里選手考案のタコライスが提供されるほか、一緒に記念撮影ができる。
【遠山向人ヘッドコーチ コメント】
並里選手を獲得できたことを本当に嬉しく思う。
NBAやDリーグにチャレンジするために、夏の期間アメリカへ行っていたが、その前からオファーをしていた。スピーディーでパスのスピードも速く、フィジカルも強い。非常に優れたバスケットボールプレーヤーとして多くのことを期待している。
彼がボールを持つとワクワクすることが一番の魅力。ワクワク感、特別な能力を持っている。4年前に(琉球ゴールデン)キングスで一緒に仕事をしたことがある。当時も今も、彼のプレーには私自身がワクワクしている。
――チーム状況が苦しいが、並里選手が加わることでどう変わるか?
かなり勝敗が悪くて悔しい状況が続いているが(2勝12敗で西地区最下位)、並里選手を獲得したことはレイクスを取り巻く方々に朗報だと思っている。
きつい状況でも前向きに考えて、打破していけるプレーヤー。並里選手の力と、それによって(チームメイトの)気持ちがリフレッシュされ、切り替えて、チームとしてステップアップしていきたい。
また、これまでロスターが10人しかおらず、長谷川(智伸)が怪我をして9人しかいなくて、人数がおらず厳しい状況が続いており、レイクスを取り巻く方々に心配をおかけした。(今後は)人数的にも、メンタル的にも、チームが上向いていくと考えている。
――並里選手の起用法は?
スターターを固定しているつもりはなくて、並里が入ってからも固定するつもりはない。チームバスケットに徹して良いオープンショットを打とうとしている。
個人の力で状況を打開できるのが(ジュリアン・)マブンガだけで、それだけだときつい場面が出てきているので、それをできる並里選手のプレーに期待している。
【並里成選手 コメント】
滋賀には遠山ヘッドコーチと熱いブースターさんがいるので、入団を決意しました。皆さんに楽しいと思ってもらえるように、がんばってプレーしていきたいと思います。
――チーム練習に参加して、雰囲気は?
すごく若いチームで、元気があるチームだなというのが第一印象でした。
――チームに何を伝えていきたいか?
アメリカで学んだことや、自分の経験をチームに伝えていきたい。
――チーム状況をどう考え、打破していくか。
ビデオを見ると良いバスケをしているので、その良い時間帯を長くする。チームメイトの集中を切らさないことが自分の仕事。
――ご自身のアピールポイントは?
チームメイトと常にコミュニケーションをとり、激しいディフェンスから速い展開にしていくことを心がけたいです。
――bjリーグからBリーグになった。
すごく楽しみです。リーグが一つになってレベルが上がりましたし、その中で自分がどれだけできるか、楽しみに準備しています。
――初戦が古巣の大阪。また違った思いがあるのでは?
特に、、、ないんですけど(笑)
良きライバルから良きチームメイトになって、また良きライバルになる。
――今後のNBAへの挑戦は? また、チームとしてのサポートは?
今のところは考えていない。目の前に集中してベストなパフォーマンスを出していきたい。
(ここで遠山ヘッドコーチが横から)契約の問題なので私がここで話せることではないのですが、並里選手がNBAにチャレンジし、子供たちの夢につながっていくことは素晴らしいことだと思います。