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2021年05月17日

【琉球×富山】CSクォーターファイナルは第三戦へ!

B.LEAGUE QUARTERFINALS 2020-21「琉球ゴールデンキングス×富山グラウジーズ」は1勝1敗となり、いよいよ雌雄を決する第三戦を迎えます。どちらかのチームのシーズンが、今日で終わります。

対戦が始まる前は、冗談で「沖縄のホームコートアドバンテージで会場のクーラー切ったらいいよ」なんてことを言っていましたが、実際に試合が始まってみると両チームとも好プレーの連続で、今日も最高のコンディションで試合に臨んでもらいたいと切に願います。

さて、大一番が始まる前に、これまで二試合の振り返りと、第三戦の見どころを書いておこうと思います。


◆GAME1 キングス 92(17-22.21-12.28-20.26-21)75 富山 [BOX]

富山のディフェンスは出だしから2-3ゾーンでした。ゴール下を守る巨漢センター#34スミスが外に出ていくことはできないので、ハイポストにボールが入ると上の2人が守ることになります。キングスは#13エバンスがハイポストに立ち、上の2人を引きつけると、45度の位置にスペースができます。この空いたスペースにシューターが立つと、コーナーのディフェンスがチェックに来ます。すると、ショートコーナーからコーナースリーのあたりにスペースができます。

という感じで、「1人で2人は守れない」というゾーンの仕組みをうまく突いて、#13エバンスと#30今村が得点を量産しました。キングスのターンオーバー数が「4」ということからも、富山のゾーンが効いていなかったことが伺えます。


◆GAME2 キングス 74(26-26.14-16.17-28.17-27)97 富山 [BOX]

富山は、マンツーマンとゾーンのチェンジングディフェンスで揺さぶりをかけてきました。攻撃に関しては、#32マブンガと#34スミスのツーメンゲームを起点にしていました。

そして、キングスにとって恐れていたことが二つ起きてしまいます。一つ目は、富山のシューター#77岡田の覚醒。もう一つは、富山が「マジッククォーター」と呼んでいる3Qの開始3分で3対11のランを許したことです。

今節、キングスは#34スミスに対してダブルチームをしていません。理由は、富山の日本人シューターを止める必要があるから。その目的が未達となった結果、富山に内外バランスよく攻められ、ディフェンスが崩壊しました。


◆GAME3 見どころ

第二戦の反省を踏まえるならば、キングスの課題は日本人シューターを止めることと、3Qは相手以上にハッスルすることです。まずシューターを止めないことには、富山の攻撃は手が付けられなくなることを第二戦で立証済み。#32マブンガと#34スミスを完全に封じることは不可能ですが、逆に「#32マブンガと#34スミスしか攻め手がない」という状況にできるかが勝利への鍵になると予想します。

攻撃面に関しては、今日が誕生日の#14岸本と、今節なかなか存在感を示せていない#41ティリの活躍に期待します。

富山の#34スミスは外に出てこれないので、マッチアップの#41ティリが得意の外角シュートを小気味よく決めると苦しくなるはず。#41ティリの連続シュートに富山たまらずタイムアウト。タイムアウト明け、キングスは#41ティリを下げて#45クーリーを投入(タイムアウト中の指示が無駄になる)といった、いやらしい攻撃ができたなら、キングスのセミファイナル進出はグッと近づくことでしょう。



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Posted by さばに at 15:07│Comments(0)琉球キングス
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