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2017年12月18日

【観戦記】琉球ゴールデンキングス×西宮ストークス(12/17)

【観戦記】琉球ゴールデンキングス×西宮ストークス(12/17)
西宮の点取り屋#2ドゥレイロン・バーンズに対し、キングスはとっかえひっかえフレッシュな選手がマッチアップし、徹底した包囲網を敷いた

キングス 89(31-13.16-21.21-20.21-21)75 西宮 [BOX]

【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) - #3松崎賢人(178cm)
#24田代直希(188cm) - #9谷直樹(193cm)
#11須田侑太郎(187cm) - #13道原紀晃(178cm)
#33アイラ・ブラウン(193cm) - #10坂井レオ(195cm)
#12ハッサン・マーティン(203cm) - #21コナー・ラマート(206cm)

※オンザコートは両チームとも1-2-1-2。

【観戦記】
およそ1ヶ月ぶりとなる両チームの対戦。前回対戦時のキングスは西宮のゾーンディフェンスに苦戦しましたが、今節のゾーンアタックは見事でした。

(1)西宮の2-3ゾーンに対して、2in3outの布陣でギャップを突く
(2)パスで崩す
(3)ハイポストを使う
(4)スクリーンからのドライブを織り交ぜてディフェンスを収縮させる

といった点が徹底されていました。チーム全体のアシスト数は『28』で、個人のアシスト数トップはインサイドプレーヤーの#33アイラ。これらの数字が、内外のボールの出し入れが上手くいっていたことを物語っています。

それにしても、今節の西宮は2-3ゾーンにこだわっていましたね。

スティールのうまい#2バーンズをトップに据えた3-2ゾーンや1-2-2ゾーンを試すという手もあったと思います。

しかし、おそらく西宮がゾーンを多用する背景にはサイズやフィジカルの差を埋める狙いがあるので、ゴール下に常に誰かを配置しておきたい。3-2ゾーンや1-2-2ゾーンはどうしてもペイントエリア内にスペースができてしまうので、それを避ける意図で2-3ゾーンを多用したのではないでしょうか。

もしくは、1-3-1ゾーンを使う手もあったと思います。

しかし、これもまたキングスは2ガードができることと、ローポストで力強さを発揮できる選手がいるので、1-3-1ゾーンの弱点を突かれる可能性があります。

今日の試合は、沖縄の地上波でテレビ中継がありました。ゾーンディフェンスを苦手としているチームや、今後ゾーンを採り入れようとしているチームにとって、すごく勉強になったのではないでしょうか。



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Posted by さばに at 08:00│Comments(0)琉球キングス
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