2018年04月09日
【観戦記】琉球ゴールデンキングス×川崎ブレイブサンダース(4/8)
32得点を挙げたキャプテン#14岸本隆一は試合後、安堵の表情を浮かべ、拳を握った
キングス 79(11-17.17-17.24-13.15-20.12-10)77 川崎 [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) - #7篠山竜青(178cm)
#51古川孝敏(190cm) - #14辻直人(185cm)
#24田代直希(188cm) - #33長谷川技(190cm)
#33アイラ・ブラウン(193cm) - #00ジョシュ・デービス(203cm)
#12ハッサン・マーティン(203cm) - #22ニック・ファジーカス(210cm)
※オンザコートは、キングスが1-2-1-2、川崎は2-1-1-2。
【観戦記】
勝って得るものと、負けて得るものってありますが、天皇杯で大敗を喫し、前日の試合で苦杯をなめた川崎に対して、もう負けて得るものって無いと思うんですよね。その相手に勝って得たものは大きい。
そして、2連戦の2戦目って、各チームの対応力が問われます。その点、川崎の戦績は素晴らしくて、今節を迎えるまでの2戦目の勝率は82.6%(19勝4敗)です。その相手に2戦目で勝てたことは大きい。
キングスの昨日と今日を比較して、大きな変化が2つありました。
(1)ディフェンスの絞り込みの明確化
(2)インサイドアタック。特に#22ファジーカスを攻める
強豪相手になると、全選手を止めることは不可能です。そこで、相手の何を許容し、何をさせてはいけないかを明確化する方法が用いられます。今日のキングスは、以下のようにディフェンスの絞り込みを行っていたように思います。
(a)2線3線のディフェンスを極端にしてでも、ビッグマンがゴール下に必ずいる状態にする
(b)#22ファジーカスに対してはカバーダウン/ダブルチームでボールを離させる
(c)#14辻に対してはフェイスガードでボールを持たせない
(d)これらの結果、#00デービスや#18鎌田裕也ら、他の選手にシュートを打たれたとしても仕方ない
オフェンスに関しては、昨日できなかったインサイドアタックを貫いていました。特に、#22ファジーカスにマッチアップされている選手が攻めることが徹底され、相手の主力選手を疲れさせ、願わくばファウルトラブルにしたいという意図が感じられました。
Posted by さばに at 09:22│Comments(2)
│琉球キングス
この記事へのコメント
この作戦の結果、ファジーカスが狙い通りのファウルトラブルになりましたね!
川崎に勝ったのは、これからの三河、東京、千葉戦に向けて希望が持てます。
連敗しなければCSも可能性が!
川崎に勝ったのは、これからの三河、東京、千葉戦に向けて希望が持てます。
連敗しなければCSも可能性が!
Posted by しげきち at 2018年04月09日 19:57
観戦記、待ってました!
CSに向けて多くの課題があるように感じますが収穫の多い試合だったように思います。
今後もさばにさんが考えるCSに向けた意見が聞きたいです。
CSに向けて多くの課題があるように感じますが収穫の多い試合だったように思います。
今後もさばにさんが考えるCSに向けた意見が聞きたいです。
Posted by アキラ at 2018年04月11日 20:52
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