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2018年06月04日

バスケットボールの「観戦力」を高める

Bリーグがオフシーズンに入り、生活の中心にポッカリと穴が開いてしまったように感じているファンは多いかもしれません。

シーズン中、キングス観戦に費やしていた時間をオフシーズン中にどう使うかは人それぞれですが、「バスケットボールの観戦力を今よりも高めておく」ことで、来たるべき新シーズンがより楽しくなることは間違いありません。

琉球ゴールデンキングスが沖縄に誕生したことによる功績は多々ありますが、その中の一つとして「競技未経験者に観戦の機会を与えた」ことがあります。その一方で、

・シュートが入った/外れた、よりももっと掘り下げた観戦の楽しみ方を見出したい

・キングスの影響で子供がバスケを始めたが、親が未経験なので教えられない

といった方たちを生み出していることも間違いありません。こんな方たちに、私がいま読んでいる本がとてもオススメなので紹介させてください。

バスケットボールの「観戦力」を高める
ボールマンがすべてではない
バスケの複雑な戦術が明らかになる本
大野篤史 小谷究(著)
東邦出版



私がこれまでに読んだ戦術本は、指導者や選手向けのものでした。しかしこの本は、読者対象に「観戦者」を含んでいる点がユニークです。一部分を引用させていただきます。

バスケットボールはほかのスポーツと比較して、戦術が見えにくく、わかりにくいといわれる。その要因のひとつとして、シュート成功後にゲームが止まらず、攻防が連続して繰り返されることがあげられる。バレーボールや野球などは一時的にゲームが止まる場面があり、そのあいだに直前の戦術を振り返ることができる。その点、バスケットボールは、次から次へと戦術が連続的に展開され、直前の戦術を振り返る時間がほとんどないのだ。
(中略)
観戦者にとっては、目の前のゲームで使用されている戦術に気づき、理解することでゲームが飛躍的に面白いものになる。本書は、それらを叶える一助となるべく、バスケットボールの数ある戦術を解説していく。
(大野篤史 小谷究『ボールマンがすべてではない バスケの複雑な戦術が明らかになる本』東邦出版、「はじめに」より引用)


そう、そうなんですよ!

バスケに詳しい人と一緒に観戦しても、すべてのプレーを解説してもらうことは不可能で、印象に残った数プレーをインターバルや試合後に教えてもらう程度かと思います。

バスケの観戦力を高める一番の近道は、自身の知識を高めること。

Bリーグがオフシーズンに入って、ポッカリと開いてしまった時間を読書で埋める。来たるべき新シーズンに向けて、こんな過ごし方も良いかもしれませんね。


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