2020年12月06日
【観戦記】琉球ゴールデンキングス×アルバルク東京(12/5)
琉球ゴールデンキングス #1船生誠也
キングス 87(27-22.15-14.23-19.22-24)79 A東京 [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#3並里成(172cm) - #3安藤誓哉(181cm)
#30今村佳太(191cm) - #13菊地祥平(191cm)
#24田代直希(188cm) - #24田中大貴(193cm)
#13ドウェイン・エバンス(201cm) - #53アレックス・カーク(211cm)
#45ジャック・クーリー(206cm) - #15竹内譲次(207cm)
【観戦記】
今日の一番の勝因は、A東京のインサイドを封じたことだと思います。
序盤、キングスが#3並里のドライブや#45クーリーのポストプレーでペイントエリアを攻め立てるのに対し、A東京はペリメーター付近でボールが横に回っていました。
要因は、キングスが激しいマンツーマンディフェンスを見せ、A東京のオンボールスクリーンに対して賢くプレーしていたこと。また、序盤にゾーンディフェンスを見せたことも効果的でした。ゾーンであっても、オフボールのポストプレーヤーには変則的に守ることで、ペイントエリアへのボールの出し入れをさせない、とにかくボールを縦ではなく横に動かせるように仕向けていたと思います。
試合開始4分でA東京がタイムアウトを取り、ポイントガードを交代し、#24田中を起点にして攻撃をするようになっても事態は好転しませんでした。
話は第4Qに飛んで、キングスはクォーター開始からわずか3分40秒でチームファウルが「5」に達しました。これに付け込みたいA東京でしたが、ファウルで得たフリースローを#53カークがことごとく外してしまったのは誤算でした。これを「相手の不調にも助けられた」と書くべきか、「序盤からのプレッシャーディフェンスで相手のリズムを崩した」と書くべきか、、、私は後者を推したいです。
☆ ☆ ☆
Bリーグは今シーズンからレギュレーションが変わり、3人の外国籍選手がベンチ入りできるようになりましたが、#41キム・ティリの加入は大きいと感じます。#45クーリーを休ませられるというだけでなく、#45クーリーと同時起用することでハイ・ローのプレーであったり、#41ティリの1センターの時間帯は5アウトのアライメントでフロアを広く使うことができます。
外国籍選手のベンチ登録数が増えて試合の見どころが増えた一方、#7ナナー ダニエル弾や#21平岩玄といった日本の未来を担う若手のインサイドプレーヤーがベンチ登録外なのは、少し寂しい気もします。
アルバルク東京 #24田中大貴
Posted by さばに at 11:16│Comments(0)
│琉球キングス
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