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2013年02月04日

【所感】キングス-大阪エヴェッサ(2/3)

山城吉超とドウェイン・レイサン

キングス 62(6-11.17-24.22-13.17-12)60 大阪 [BOXスコア]

【スターティング5とマッチアップ】
37並里成(172cm) - 9綿貫瞬(178cm)
32山内盛久(173cm) - 7今野翔太(184cm)
9小菅直人(187cm) - 11川辺泰三(190cm)
5アンソニー・マクヘンリー(202cm) - 15マイク・ベル(206cm)
50ジェフ・ニュートン(205cm) - 1リック・リカート(211cm)

【観戦記】
2月だというのにクーラーが効く沖縄市体育館。ティップオフ時の外気温は約23℃でした。

昨日はDNPだったテレンス・ウッドベリーが出場を果たし、これでようやく怪我人が復帰。キングスは開幕から28試合目にしてようやく全選手がコートに立てる状態になりました。

立ち上がりのディフェンスはお互いにマンツーマンですが、大阪はいくつかの変更を入れていました。まず、小菅に対するマッチアップを今野から川辺に変更。また、スクリーンに対してファイトオーバーを徹底し、序盤から激しくプレッシャーをかけます。

キングスは相手のプレッシャーを逆手に取ってフリーを作りますが、シュートがまったく決まらず観客からため息が漏れます。そんな流れを変えたのが、途中出場の山城吉超とウッドベリー。吉超がダイビングルーズを拾えば、ウッドベリーが高確率のシュートで呼応し、序盤のピンチを救います。

ウッドベリーが出場している時間帯はディフェンスをゾーンにしていたので、平面のミスマッチを突かれると予想したのか、はたまた怪我の状態がまだ万全ではないのか。

後半もシュート確率は低調ながら、今日のキングスはバスケットへ向かう意識が高く、大阪は次第にファウルがかさみ始めます。このところ元気の無かったフロントコート陣が今日は果敢にインサイドを攻め続け、大阪のフロントコート陣をファウルトラブルに陥れます。

大阪#45ネイサン・ウォークアップがファウルアウトすると、キングスはマックがミスマッチを突いて攻撃の基点となり、前半に負った12点のビハインドをひっくり返します。

第4Q残り15.4秒、キングス2点リードで大阪ボール。大阪はインサイドにボールを入れ、同点を狙います。しかし、ここでもキングスのフロントコート陣が奮闘し、大阪の攻撃を阻止。逆転で勝利を収めました。

大阪は極端なオーバーロードというか、ボールサイドに5人が集まる場面が何度かあったのですが、あれは意図的にやっているのかな。。。また、ベンチのナンバーコールが選手に伝わっていない場面もあり、ビル・カートライトHCのシステムが浸透するにはもう少し時間がかかりそう。

カートライトHCは試合後、「沖縄はランキング1位のチームだが、決して負けていない。1日も早く、チームを沖縄に負けないチームにしたい」と語っていたそうなので、次回の対戦は脅威であり楽しみ。キングスはレギュラーシーズン最終節となる4月27日(土)・28日(日)に、再び大阪と対戦します。

ジャーフロー・ラーカイ

Kings Hysteriaが選ぶ今日のMVPはジャーフロー・ラーカイです。体を張ったプレーでインサイドを制圧。試合後のこの表情が充実ぶりを物語っています。



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Posted by さばに at 20:29│Comments(1)琉球キングス
この記事へのコメント
外のシュートが入らないという、今シーズンの負けパターン。

それを打ち破っての今回の勝利はとても意味があると思います!
Posted by しげきち at 2013年02月04日 21:46
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