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2014年05月23日

【見どころ】キングス-京都ハンナリーズ

【見どころ】キングス-京都ハンナリーズ

5月24日(土)は有明コロシアムでbjリーグ カンファレンス ファイナル“琉球ゴールデンキングス-京都ハンナリーズ戦”が行われます。

レギュラーシーズン中の失点がリーグで最も少ないキングスと、2番目に少ない京都。高いディフェンス力を誇る両チームの対戦は“お互いの長所の潰しあい”になる可能性が高く、その中でいかにして自分たちの強みを出していけるかが鍵を握ります。

これまでの直接対決の結果と、カンファレンス ファイナルの見どころを記します。

【レギュラーシーズンの対戦結果】
11/02(土) ○キングス 93(33-14.07-26.27-20.26-26)86 京都● [BOX]
11/03(日) ○キングス 77(16-17.12-16.21-18.28-15)66 京都● [BOX]
02/15(土) ○キングス 80(22-15.17-27.23-13.18-18)73 京都● [BOX]
02/16(日) ●キングス 58(10-28.16-09.14-13.18-26)76 京都○ [BOX]

レギュラーシーズンはキングスが3勝1敗で勝ち越しています。

【予想スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) - #9綿貫瞬(178cm)
#6金城茂之(183cm) - #12デイビッド・パルマー(201cm)
#9小菅直人(187cm) - #1岡田優(184cm)
#5アンソニー・マクヘンリー(202cm) - #7薦田拓也(190cm)
#50ジェフ・ニュートン(205cm) - #54クリス・ホルム(212cm)

【キングスのレギュラーシーズンの戦績】
43勝9敗・西地区1位
1試合平均77.7得点(リーグ8位)/68.5失点(リーグ1位)

【京都のレギュラーシーズンの戦績】
34勝18敗・西地区2位
1試合平均77.5得点(リーグ10位)/70.1失点(リーグ2位)

【カンファレンス ファイナルの見どころ】
両チームを比較して、京都の最大の強みは“高さ”です。#54ホルム(212cm/108kg)や#34ジョー・ワーナー(201cm/114kg)は、高さに加えて体の強さも併せ持ち、インサイドで攻撃の基点となります。

キングスとしては、インサイドの良い位置でボールを持たせないために、ディナイ(※1)やフルフロント(※2)でボールを入れさせないディフェンスをすると予想します。
※1ディナイ:マークマンに対して半身になってパスコースをふさぐディフェンスのこと。
※2フルフロント:ボールマンとマークマンの間に入り、パスを入れづらくさせるディフェンスのこと。


京都には#12パルマーや#1岡田といったアウトサイドシュートのうまい選手がいますが、まずはインサイドを抑えることが重要です。なぜなら、インサイドを攻められてヘルプやダブルチーム(※3)をすると、ローテーションやリカバリーが生じ、結果としてシューターをフリーにする可能性が高くなるためです。キックアウト(※4)からシューターに気持ちよくシュートを打たせないためにも、キングスとしてはとにかくインサイドにボールを入れさせないことが大切です。
※3ダブルチーム:一人に対して二人のディフェンスをつけること。
※4キックアウト:インサイドからアウトサイドへ出すパスのこと。レシーバーは正面からボールを受け取れるため、シュートに移行しやすい。


対するキングスのオフェンスは、#14岸本や#2ドゥレイロン・バーンズのアウトサイドシュート、#5マクヘンリーのペネトレイト(※5)、#3並里成と#54キブエ・トリムのツーメンゲームが主な得点源です。
※5ペネトレイト:リングに向かってドリブルで切り込んでいくプレーのこと。

1万人収容の有明コロシアムは、広く、しかも天井が高いため、シュートの距離感をつかむのが難しいといわれます。従って、序盤は3ポイントシュートの確率が低いかもしれません。もしかすると、試合終了まで確率が上がらないかもしれません。その場合、京都は#54ホルムをゴール下に据えた2-3ゾーンを多用してくるでしょう。

これは今シーズンのキングスの課題なのですが、3ポイントシュートが決まらない時間帯にオフェンス全体が重たくなります。レギュラーシーズン中に喫した9敗のうち、3ポイントシュート成功率が25%以下だったのが6試合。これをどう克服するか。

かっちりとしたハーフコートバスケットをされてしまうと高さで劣るキングスは分が悪いため、40分間トランジション(※6)の速いバスケットを継続すること。そして、3ポイントシュートが入ろうと入らなかろうと、リングに向かってアタックし続けることが重要だと思います。
※6トランジション:攻防の切り替えのこと。

カンファレンス ファイナルに出場する4チームのうち、優勝経験があるのはキングスだけです。有明での戦い方や、大一番に臨むにあたってのコンディションと気持ちの持っていき方など、過去2回の優勝経験が必ず活きるはず。

3つ目のチャンピオンリング獲得まで、あと2勝。

最後に、昨年8月に行われた伊佐勉ヘッドコーチの激励会で、ヘッドコーチ自身が語った決意をご紹介します。

「キングスの今シーズンのテーマは“団結の力”であります。球団はもちろんのこと、沖縄県民をみんな巻き込んで、いいチームにして、必ずやチャンピオンの座に返り咲きたいと思いますので、応援よろしくお願いします」



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Posted by さばに at 19:55│Comments(1)琉球キングス
この記事へのコメント
 昨夜のbjtvと さばにさんのブログとで試合見たさに身体中  がo(^O^*=*^O^)o ワクワクしています♪

 有明の天井の高さや 会場の広さなど 自分も心配所です

 ミドルシュートなど、コツコツと得点し ファイナルの雰囲気に

 負けない、気合(声を出して)で最後まで 集中して

 勝利を掴んで欲しいです♪ 全力で応援します♪


  
Posted by バスケ大好き at 2014年05月24日 08:43
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