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2014年12月21日

【観戦記】琉球キングス-滋賀レイクスターズ(12/20)

並里成
#3並里成は、滋賀のシューター#1岡田を抑えつつ、トリッキーな攻撃で会場を沸かせた

キングス 80(17-18.19-10.19-16.25-23)67 滋賀

【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) - #13小林遥太(178cm)
#32山内盛久(173cm) - #21加納督大(185cm)
#9小菅直人(187cm) - #1岡田優(184cm)
#5アンソニー・マクヘンリー(202cm) - #14テレンス・ウッドベリー(201cm)
#54キブエ・トリム(209cm) - #4ジェフリー・パーマー(203cm)

【観戦記】
滋賀はポイントガードの#5小川伸也とセンター#54クリス・ホルムを怪我で欠く陣容。一般的に、ポイントガードとセンターはチーム作りの核となるポジションです。

試合は13点差でキングスが勝利したものの、この結果を「快勝」と捉えるか、それとも「主軸を二人欠くチームにこれだけやられてしまった」と捉えるかで、試合を見る目は変わってきそうです。

立ち上がりのディフェンスは両チームともマンツーマン。滋賀のシューター#1岡田に対して、キングスは#9小菅がフェイスガード気味にマッチアップします。キングスのスタメンに#9小菅と#32山内が名を連ねたのは、ディフェンスが上手くクイックネスのある二人で#1岡田を止めたいという意図があったのではないでしょうか。

対する滋賀は、これまたディフェンスの良い#21加納が#14岸本にマッチアップします。両チームとも相手のシューターに対して最大限の警戒を払います。

滋賀の攻撃はアーリーオフェンス主体で、フロントコートにボールを運んでからは1パス~2パスでシンプルにシュートまで持ち込んでいました。その中で、#1岡田や#14ウッドベリーをフリーにするためのスクリーンに工夫が見られて面白かったのですが、今日はいかんせん#14ウッドベリーのシュートに当たりがきません。さらに、#14ウッドベリーはドライブでもターンオーバーを繰り返す悪循環に陥っていました。滋賀は前節で試合がなく、12月7日以来2週間ぶりの公式戦だったため、それが試合勘に微妙に影響していたかもしれません。

後半に入るとキングスはディフェンスをオールコートに変え、#1岡田に対しては#3並里がマッチアップします。#3並里は相手のキーマンを抑えつつ、攻撃の起点として勝利に貢献しました。

滋賀はセンター不在で外国籍選手が3人しかいない状態。加えて#14ウッドベリーと#4パーマーがファウルトラブルに陥っていたため、ゾーンディフェンスを織り交ぜてくるのではないかと予想していましたが、結果的に最後までゾーンは見せませんでした。

滋賀の遠山HCはオーソドックスなゾーンや変則的なゾーンもお持ちの方なので、選択肢の中にそれはあったはずなんです。なぜ、手の内を見せなかったのか。

たとえば、日曜日に何らかの“仕掛け”をするために、土曜日にゾーンを見せたくなかったとか。

それは日曜日になってみないとわからないので、明日も会場に足を運ぼうと思います。これがリーグ戦の楽しみですよね。試合を“点”ではなく、“線”で観ること。

テレンス・ウッドベリー
元キングスの#14テレンス・ウッドベリーは14得点3アシスト7リバウンドと数字上は及第点の活躍を見せたものの、度重なるターンオーバーに課題を残した


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Posted by さばに at 07:00│Comments(0)琉球キングス
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