2015年12月06日
【観戦記】琉球キングス-秋田ノーザンハピネッツ(12/5)
キングス 99(25-24.25-9.26-19.23-11)63 秋田 [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) - #14大塚裕土(188cm)
#6金城茂之(183cm) - #5田口成浩(184cm)
#8大宮宏正(197cm) - #2水町亮介(186cm)
#2ドゥレイロン・バーンズ(194cm) - #15リチャード・ロビー(198cm)
#30イバン・ラベネル(204cm) - #35レイ・ターナー(206cm)
【観戦記】
ワタクシゴトですが、利き手を骨折してしまったため今節は写真なしです。長谷川誠さんの懐かしい写真で許して下さい。m(_ _)m
第1Qを終えてのスコアは25対24とほぼイーブンでしたが、ハイスコアゲームは秋田の流れ。速攻を交えつつ前が開けば打つ → 打ったシュートが入る、と小気味良いバスケットを披露する秋田に対し、シュートを打つまでの手数が一つ多いキングスは、自らリズムを乱していました。また、シュートセレクションの良し悪しは、お互いのオフェンスリバウンドにも影響していました。
第2Qに入ると、キングスはディフェンスから立て直します。秋田は#13スコット・モリソンがDNPで、序盤に活躍していた#35レイ・ターナーが第2Q途中に3つ目のファウルをしてからは、思い切ったプレーができなくなっていました。bjリーグは今シーズンからベンチ入りできる外国籍選手が一人減ったので、怪我や体調不良による欠場がより大きく影響するようになりました。
秋田はディフェンスのマッチアップを変え、意図的にミスマッチを生じさせていました。これはどういう意図があったんでしょうね。自分なりに考えながら見ていましたが、キングスはボールをシェアして的を絞らせないオフェンスをしていたので、意図的に高さのミスマッチを生じさせ、そこを攻めさせるように仕向ける(的を絞りやすくする)狙いがあったのではないかと思いました。
戦前の予想に反し、後半は一方的な試合となりました。今シーズンのキングスはモーションやHornsを多用していますが、“インサイドを攻めることに意義がある”という点を突き詰めていることが特徴と思います。たとえば、ドライブやパスでインサイドにボールを入れる。即シュートとはならなくてもよくて、ディフェンスが振られることでスペースが生まれ、そこに2人目~3人目の選手が飛び込んで合わせる。そして対角のゴール下にリバウンダーが入る。
シーズンは序盤戦を終えて中盤戦に差し掛かりましたが、オフェンスシステムが目に見える形で形成されつつあることは、今後に向けた好材料と思います。
Posted by さばに at 09:32│Comments(0)
│琉球キングス
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