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2015年12月13日

【観戦記】琉球キングス-富山グラウジーズ(12/12)

【観戦記】琉球キングス-富山グラウジーズ(12/12)

キングス 93(11-23.28-14.19-17.35-23)77 富山 [BOX]

【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) - #9水戸健史(185cm)
#6金城茂之(183cm) - #6田中大地(185cm)
#9小菅直人(187cm) - #31城宝匡史(183cm)
#5アンソニー・マクヘンリー(202cm) - #1デューク・クルーズ(203cm)
#30イバン・ラベネル(204cm) - #34サム・ウィラード(205cm)

【観戦記】
ワタクシゴトですが、利き手を骨折しているため今節も写真なしです。水戸くんの懐かしい写真で許して下さい。(2009-2010シーズン終了後のオフ、首里の飲食店に入ったら水戸くんがたまたま観光で来ていたので、ご本人の許可を得て撮影&掲載させて頂いた時のものです)

キングスは#9小菅が今シーズン初スタメン。これは富山の日本人エース・#31城宝を止めるために、ディフェンス力を買われての起用と思われます。

先手を取ったのは富山でした。#34ウィラードのゴール下と、#9水戸、#31城宝の3ポイントシュートが決まって2対10。さらに、ここで先にタイムアウトを取ったのもリードしている富山でした。タイムアウト明け、富山はディフェンスをゾーンにし、キングスに対して先手先手を打ってきました。

富山は「アウェイであること」と「ベンチメンバーを含めた選手層を考えると、終盤の体力勝負では分が悪いこと」から、先手を取り続ける必要があったと思います。しかし、二つの誤算がありました。一つは#31城宝のファウルトラブル。もう一つは、第2Qにキングスが3連続スティールで一気に同点に追いついた時に、タイムアウトが残っていなかったことです。

キングスの3連続スティールで客席が大盛り上がりの間に、伊佐勉HCがベンチでファインプレーを見せました。ベンチに下がった#30ラベネルの肩をぽんぽんと叩きながら、諭すように語りかけていたのです。昨今、#30ラベネルが相手選手や審判にキレて試合を壊す時間帯があり、今日もその兆候が見えかけたのですが、HCの声掛けによりそれを未然に防ぎました。今日の#30ラベネルは大人でした。

第3Q 残り46秒、55対54の場面で富山の#34ウィラードが3つ目のファウルを犯しました。ここでベンチへ下げるかどうかは難しい判断だったと思います。試合の流れを考えれば下げたくない、しかし終盤までもつれることを考えると休ませておきたい。結果としてはベンチへ下げ、#34ウィラードが不在の4分間で72対61と点差が広がり、試合の大勢が決まりました。これはこの試合のポイントだったと思います。

明日の見どころは、今日不発だった富山の#31城宝がどれだけ立て直してくるか。一度決まり出すと止まらない選手です。逆にキングスとしてはそれをいかにして防ぐか。

そして、沖縄でバスケをしているちびっ子には、#34ウィラードの動きを(オンボール/オフボール問わず)ぜひ見て欲しいです。派手なダンクやブロックショットだけではなくて、速攻時のライン取りや、ファウルを吹かれないためのディフェンス・スキルなど、ファンダメンタルの塊のような選手です。



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Posted by さばに at 11:14│Comments(0)琉球キングス
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