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2016年10月10日

【観戦記】琉球ゴールデンキングス×シーホース三河(10/09)

岸本隆一
前日の20点差の敗戦から一転、快勝を収めたキングスは高い修正能力を示した

琉球 75(26-16.10-15.15-22.24-14)67 三河 [BOX]

【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) - #0橋本竜馬(178cm)
#6金城茂之(185cm) - #14金丸晃輔(192cm)
#31喜多川修平(185cm) - #6比江島慎(190cm)
#10波多野和也(192cm) - #32桜木ジェイアール(203cm)
#34ラモント・ハミルトン(208cm) - #5アイザック・バッツ(208cm)

※オンザコートは両チームとも1-2-1-2。
※キングスはスタメンを一人変更し#10波多野を起用。

【観戦記】
昨日の試合で大敗を喫した相手に快勝。キングスの今シーズンのテーマである「BE STRONGER ~1秒前の自分よりも強くなる~」を具現化したような試合でした。昨日と今日では多くの点で変化がありましたが、勝因を3つに絞って記そうと思います。

(1)キングスのストロングポイントで勝負

キングスが取り組んでいる『人とボールが動き続けるオフェンス』にはメリットがある反面、弱点もあります。その一つは『誰がシュートを打つかをコントロールしづらい』ことです。

たとえば、昨日の試合では三河にファウルトラブルの選手がいたにも関わらず、そこを突くことができませんでした。これは、キングスが人とボールを動かしている間に、相手のウィークポイントを突く前にシュートに至ってしまうことがあるためです。

今日の試合では、ここが改善されていました。

オフェンスのベースとなる部分は継続しながらも、『調子の良い選手やアドバンテージの取れるマッチアップ』を優先し、今どこで勝負すべきなのかの判断が昨日よりも良くなっていました。

今日の試合に関して具体的に言えば、センター#34ハミルトンとポイントガード#14岸本のところで得点を取れたことが、三河の対応を後手に回らせました。

(2)キングスの土俵で勝負

強固なディフェンスと強力なインサイド陣を擁する三河に対し、ハーフコートバスケットで勝利することは並大抵のことではありません。昨日のキングスは三河のリズムで試合を進めてしまいました。

今日のキングスはアーリーオフェンスを貫き、三河のディフェンスの陣形が整う前にシュートを打つ意識が高かった。これがキングスにリズムを生みました。

(3)リスク覚悟のアグレッシブなディフェンス

ポストプレーだけではなく、ガードのハイピックに対してもダブルチームやスイッチアップを用いる積極的なディフェンスが奏功しました。昨日の反省点である終盤のスタミナの底打ちも、プレータイムをシェアすることでカバー。Bリーグ屈指の強豪から金星をあげることに成功しました。

☆ ☆ ☆

今後も続く強豪チームとの対戦。シーズン60試合という長丁場を考えてもプレータイムの分散は不可欠で、『モー・チャーロと新城真司の奮起!』に期待します。



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Posted by さばに at 10:11│Comments(0)琉球キングス
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