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2016年10月24日

【観戦記】琉球ゴールデンキングス×名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(10/23)

【観戦記】琉球ゴールデンキングス×名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(10/23)
内外で得点を重ねた#34ラモント・ハミルトン

キングス 64(22-19.14-9.16-20.12-21)69 名古屋D [BOX]

【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) - #6船生誠也(190cm)
#6金城茂之(185cm) - #12中東泰斗(191cm)
#31喜多川修平(185cm) - #21笹山貴哉(180cm)
#8大宮宏正(197cm) - #8張本天傑(197cm)
#34ラモント・ハミルトン(208cm) - #24ジャスティン・バーレル(204cm)

※オンザコートは両チームとも1-2-1-2。

【観戦記】
両チームのスタメンに変更はありませんでしたが、名古屋Dはマッチアップを変えてきました。

というか、ディフェンスの度にマッチアップが変わっていました。

その理由は、名古屋Dのバックコート陣(#6船生・#12中東・#21笹山)が、オフェンス終了時に一番近くにいるキングスのバックコート陣(#14岸本・#6金城・#31喜多川)をつかまえる、という決め事でディフェンスをしていたためと思います。これは#14岸本と#31喜多川を止めるためのもので、特に前日の試合で22得点を挙げた#31喜多川のピックアップを早くすることが目的だったのではないでしょうか。マッチアップにこだわってピックアップが遅れるくらいなら、近くにいる選手がつかまえてしまえという考え方。

その#31喜多川を5得点に抑えたことが、名古屋Dの勝因の一つです。

名古屋Dは第2Q途中から218cmの#13ジョーダン・バチンスキーを投入。始めは#10波多野和也が一人で対応しましたが、ゴール下のパワープレーを止められず、途中からダブルチームに行くようディフェンスを修正しました。ここでインサイドアウトのパスから外角シュートを決められると一気に名古屋Dの流れになるのですが、2日間通じて外角シュートに当たりが来なかったことは、キングスとしては助かりました。

第3Qに入ると、名古屋Dはオールコートディフェンスから#24バーレルのアリウープ、さらに#12中東がドライブからダンクを決め、一気に流れをつかみます。#24バーレルのアリウープを演出したのは#21笹山、そして試合の最終盤、#33ジェロウム・ティルマンの決勝3ポイントシュートをアシストしたのも#21笹山で、生粋のポイントガードがいないキングスに対して「ガード力の高さ」を見せつけました。

また、(若手ガードの)#13津山尚大がコートに入った途端にディフェンスを変えてくる戦術面のしたたかさもありました。こうしたベンチワーク、そしてコート上の各ポジションで駆け引きが行われており、見ごたえのある試合でした。

キングスとしては得点源を封じられ、苦しい展開になりながらも、旧NBL勢に対してディフェンスで食らいつき接戦に持ち込めたことは大きな収穫と思います。

そして、名古屋Dの積極的にダンクを狙うバスケットは見ていて純粋に面白かったです。かつてキングスには垂直跳び1メートル超えのダンクマシーン、ブライアン・シンプソンという選手がいましたが、当時のことを思い出しながら試合を観ていました。Bリーグやチームはダンクを決めるごとにボーナスを支給するくらいの取り決めがあっても良いんじゃないでしょうか。

【観戦記】琉球ゴールデンキングス×名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(10/23)


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Posted by さばに at 12:14│Comments(0)琉球キングス
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