2016年11月06日
【観戦記】琉球ゴールデンキングス×大阪エヴェッサ(11/05)
Bリーグデビューした渡辺竜之佑
キングス 57(18-25.17-22.12-21.10-28)96 大阪 [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) - #17木下博之(178cm)
#6金城茂之(185cm) - #14橋本拓哉(188cm)
#31喜多川修平(185cm) - #18相馬卓弥(182cm)
#5アンソニー・マクヘンリー(202cm) - #55ジョシュ・ハレルソン(208cm)
#34ラモント・ハミルトン(208cm) - #15根来新之助(195cm)
※オンザコートはキングスが2-1-1-2、大阪は1-2-1-2。
【観戦記】
現役大学生プレーヤー#16渡辺竜之佑がBリーグデビューした、ということ以外に、見どころを見つけるのが難しい試合でした。
第1Qはキングスがオンザコート2で、大阪はオンザコート1でした。立ち上がりのディフェンスはキングスがマンツーマンで、大阪は2-3ゾーン。出場できる外国籍選手が一人多く、序盤でイニシアチブを取りたいキングスと、そのアドバンテージをゾーンで埋めたい大阪という構図で試合は始まりました。
しかし、キングスは第1Qの終盤4分間をオンザコート1で戦い、オンザコート数の優位を自ら放棄します。これは大阪の#15根来には日本人選手をマッチアップさせたほうが良いという判断か、それとも勝負どころで#5マクヘンリーと#34ハミルトンをフレッシュな状態で出場させるために温存したのか。原因は不明ですが、結果的にキングスはリードを広げられ、一度も勝負どころを迎えることなく試合を終えることになります。
第1Qを18対25と7点のビハインドで終えたキングスは、第2Q開始からポイントガードを入れ替えます。しかし、いきなり2つのターンオーバーを喫し、しかもその2つのターンオーバーをことごとく速攻につなげられて失点します。
対名古屋D戦もそうでしたが、キングスにはポイントガード経験の浅い選手が多く、特に控えのガードが出場したタイミングでディフェンスプレッシャーを強めるということをされています。第2Q開始直後のキングスのターンオーバーは、対戦相手としては『狙ったプレー』で、これで試合の流れが決まりました。
良い時のキングスは、オフェンスが不調でもディフェンスで粘ることができるのですが、今日はそれができませんでした。第3Q残り40秒、大阪にバックコートから約20メートルのタッチダウン・アリウープを決められたところで勝負ありました。
明日の試合はテレビで生中継されることもあり、キングスのリベンジを願っています。
そして、大阪にもリスペクトすべき素晴らしいプレーヤーが揃っています。突破力のあるガードと、外角シュート力のあるセンターが『ピック&ポップ』というプレーをしているので、沖縄のちびっ子プレーヤーはぜひ参考にしてくださいね。
Posted by さばに at 11:23│Comments(0)
│琉球キングス
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