2017年02月26日
【観戦記】琉球ゴールデンキングス×千葉ジェッツ(2/25)
千葉のプレッシャーディフェンスをかいくぐってシュートを放つ津山尚大
キングス 71(13-25.18-19.14-25.26-20)89 千葉 [BOX]
【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) - #2富樫勇樹(167cm)
#31喜多川修平(185cm) - #27石井講祐(182cm)
#24田代直希(188cm) - #34小野龍猛(197cm)
#10波多野和也(192cm) - #3マイケル・パーカー(200cm)
#34ラモント・ハミルトン(208cm) - #16ヒルトン・アームストロング(211cm)
※オンザコートは両チームとも1-2-1-2。
【観戦記】
序盤のキングスは、#34ハミルトンがトップ・オブ・ザ・キーの位置でポストプレーをしていました。#34ハミルトンがトップでボールを持っている状態から、他の選手がハンドオフでボールを受け取ってドライブ、ハンドオフからシュート、またはボールを散らして#34ハミルトンへのリターンパスでシュートです。これにより、#34ハミルトンにマッチアップしていた211cmの#16アームストロングが外へおびき出され、インサイドにスペースが生まれました。
しかし、千葉がプレッシャーディフェンスから徐々に流れをつかみ、キングスの攻撃の芽を一つずつ摘み取っていきます。象徴的だったのは第2Q 残り7分、トップに立つ#34ハミルトンへの横パスを#22上江田勇樹がスティールして速攻レイアップへつなげた場面。「高い位置での横パスを奪われると、即、相手の速攻につながる」というリスクを具現化したプレーであり、完全に狙われていました。
第2Q以降のキングスは千葉の素早いボール回しに翻弄され、中も外もやられてしまいましたが、その一番の要因は「バックコート陣のディフェンスが縦に抜かれすぎたこと」と感じました。それは#2富樫に対してだけではなく、#27石井やベンチスタートの#11西村文男にも自由にドライブをさせ過ぎました。直線的に抜かれてしまうからカバーが遅れ、合わせで簡単にフリーを作られてしまう。キングスはサイズの小さいチームなので、平面で後手に回ると立て直すことは困難です。
明日は、9日間で5試合を戦う過密日程の最終日。キングスは5試合のうち4試合をホームで戦えているという地の利を生かし、爆発する時間帯を多く長く作りたいところです。
Posted by さばに at 10:51│Comments(0)
│琉球キングス
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