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2016年11月19日

【観戦記】琉球ゴールデンキングス×名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(11/19)

キングス 74(14-11.29-14.19-24.12-17)66 名古屋D [BOX]

【スターティング5とマッチアップ】
#14岸本隆一(176cm) - #21笹山貴哉(180cm)
#6金城茂之(185cm) - #12中東泰斗(191cm)
#31喜多川修平(185cm) - #18中務敏宏(188cm)
#8大宮宏正(197cm) - #8張本天傑(197cm)
#34ラモント・ハミルトン(208cm) - #24ジャスティン・バーレル(204cm)

※オンザコートは両チームとも1-2-1-2。

【観戦記】
名古屋Dのディフェンスは、ガードに対してはオールコートで当たってボール運びに時間をかけさせ、ハーフコートに入ってからはスイッチングのマンツーマンでした。前節の大阪戦はマンツーマンとゾーンのチェンジングディフェンスでしたし、さすがB1リーグというか、どのチームもひと癖ふた癖あるディフェンスをしてくるなという印象です。

個人的に、今日の試合前に見どころを3つ挙げていたので、個々について書いていこうと思います。

(1)いかにしてキングスのバスケットを取り戻すか

キングスは目下3連敗中で、相手うんぬんよりも、まず自分たちのバスケットを取り戻す必要がありました。特に前節の大阪戦では「人とボールが動かないオフェンス」をしてしまい、それは目指すバスケットとは真逆のものでした。

そうなってしまった一番の原因は、「ボールマンが何をしたいのかを、オフボールの選手が読めていない」ことではないかと感じました。だから、ボールを持っていない選手がスクリーンに行くべきなのか、合わせのプレーをすべきなのか、はたまたオフェンスリバウンドへ行くべきなのかが分からない。だから足が止まってしまう。ボールも動かない。かなり重症ですし、実際、大差で敗れました。

その大阪戦から試合間隔が1週間空いたことは、キングスにとって良かったと思います。今一度、チーム内の共通認識を徹底する時間が取れたのではないでしょうか。「人とボールが動き続けるオフェンス」を取り戻すことができたという点で、今日の名古屋D戦の勝利は大きかったです。

ただ、今日の試合もペイントエリアを攻略できていた前半と、外でボールを回すだけになってしまった後半とでは流れが一変したので、これはまた明日の課題になると思います。

(2)新加入#7レイショーン・テリーのプレー

次節の京都戦から出場予定だった新加入選手、#7レイショーン・テリーが途中出場しました。その#7テリーはドライブにスリーにブロックにテイクチャージに大活躍でした。

私の新加入選手への期待として「オンザコート1の時間帯に起用できる選手かどうか」という観点で見ていたのですが、#24ジャスティン・バーレルのポストアップに対してエンドライン側にターンするよう仕向け、ターンを終えた時にはコースに入ってテイクチャージの体勢を整えている、ということができている時点で私の期待値を超えていました。

ただ、#7テリーに対して名古屋Dが後半から#33ジェロウム・ティルマンをマッチアップさせ、ゴールラインを消したのは素晴らしい一手でした。今後、対戦相手が対策を練ってくる中で、いかにしてその対策を上回ることができるか。ワクワク感のある選手です。

(3)ターンオーバーの質

bjリーグからBリーグに変わり、ドリブルの突き出しでトラベリングを吹かれる機会が多くなりました。

このタイミングは選手の長年のクセなので、当初は温かい目で見ていたのですが、開幕から2ヶ月経ち、バイウィークを挟んでも改善が見られないのは問題です。早急な対策をお願いします。>キングス



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Posted by さばに at 22:13│Comments(0)琉球キングス
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